この記事は、夜令嬢の行動パターンについての調査報告記事です。
主にランダム行動ターンに使用するスキルについて解説します。
(「ランダム行動ターン」は、○○地獄でも不死再生でもないターンのこととします)
以下のことがらについては、本記事では前提知識として扱います。
- 昼夜による行動パターンの違い
- ○○地獄・不死再生のパターン
- HP減少によるフェイズ移行
上記に関しては、攻略Wiki に解説があるので、そちらを参照してください。
調査のきっかけ
筆者はこれまで、夜令嬢のランダム行動ターンは、以下から概ねランダムで使用すると思っていました。
- 「千尋落とし」 : (列攻撃/盲目・呪い)
- 「瞬黒貫」 : (貫通攻撃/最速+HP吸収+睡眠)
- 「死の手招き」 : (全体/状態異常+即死)
- 「地獄突き」 : (単体攻撃/高威力・高命中)
- 「闇への誘い」 : (全体攻撃/麻痺・スタン)
- 「荒れ狂う刃」 : (全体ランダム多段攻撃/頭・腕・脚封じ)
ところが、実際に夜令嬢と長期戦をしてみると、このうち「荒れ狂う刃」「死の手招き」については、使用される頻度が極端に低いことがわかります。
実際に検証した結果、200ターン以上連続でこれらが使用されないことが確認できたため、今回の調査をする運びとなりました。
(最初はバグかと思ったのですが、どうやらバグではないようです。)
「荒れ狂う刃」「死の手招き」を使用しなくなる条件
「荒れ狂う刃」は、戦闘開始後、下記のいずれかの条件を満たすとその後 フェイズ4(HP31%未満)突入まで使用しなくなります。
- 「荒れ狂う刃」を1回使用する
- 「死の手招き」を1~2回使用する
同様に「死の手招き」も、戦闘開始後、下記のいずれかの条件を満たすとその後 フェイズ4突入まで使用しなくなります。
- 「荒れ狂う刃」と「死の手招き」を1回ずつ使用する
- 「死の手招き」を1~2回使用する
(※ 詳細な条件について知りたい方は記事末尾の参考資料を参照してください)
フェイズ4突入後は、「荒れ狂う刃」と「死の手招き」の使用制限は解除されます。
基本的な行動パターン(推定)
フェイズ1~フェイズ3まで
戦闘開始後しばらくは、まだ一度も使用していない行動を優先的に使用します。
(まだ使用していない行動については、状態異常の付着状況などによっても使用率が左右されるようです。)
数ターン経過後、フェイズ4突入時まで以下の行動パターンに落ち着きます。
(「荒れ狂う刃」「死の手招き」は、前述の理由で使用しなくなります。)
- 後列にHP100%未満のキャラが居る場合:
- 地獄突き(後列狙い) : 40%
- 千尋落とし : 18%
- 瞬黒貫 : 18%
- 闇への誘い : 24%
- 上記以外の場合:
- 千尋落とし : 30%
- 瞬黒貫 : 30%
- 闇への誘い : 40%
※ 昼の行動パターンと異なり、同じ行動を連続で使用する可能性があります。
※ 後列のキャラが全員HP100%でも地獄突きを使うケースを確認。(要検証)
フェイズ4突入後
上述のパターンに沿わなくなり、全てのスキルを概ねランダムに使用するようになります。
- 状態異常・封じの付着状況、およびガード系スキルを使用しているか否かで使用するスキルが変動します。
- 基本的には、2ターン連続で同じスキルを使用しません。(一部例外あり)
(※ 詳細なパターンについて知りたい方は記事末尾の参考資料を参照してください)
参考資料
令嬢の行動パターンについては、下記ページのデータをもとに推測しています。
より詳しく知りたい方はこちらもご覧になることをお勧めします。