SQ5学会

世界樹の迷宮Ⅴに関する調査・研究をしています

世界樹の迷宮Ⅴ 星喰撃破RTAにおける「天地破天+誘い込み」戦法の適用について

本記事では、 星喰撃破RTAにおける「天地破天+誘い込み」戦法の適用について考察します。

「天地破天+誘い込み」戦法とは

以下の動画および解説記事を見ていただくのが早いかと思います。
(おそらく対星喰においては、これがもっともダメージ効率のよい方法です。)

sq5-research.hatenablog.com

もともとは星喰を低レベル撃破するために考案された戦法ですが、ステータスや装備等の前提条件が非常に緩いため、RTAにも応用できるのではないかと考えられます。

星喰撃破RTAの現行記録

ライト氏による以下の動画(およびチャート)を参照してください。

「天地破天+誘い込み」戦法を適用するメリット

「天地破天+誘い込み」戦法を適用する最大のメリットは、星喰撃破のためのレベル上げに使う時間を大幅にカットできる点です。

現行記録の星喰撃破レベルは70で、このためのレベル上げにおよそ15分程度を要していますが、「天地破天+誘い込み」戦法を使えばこの15分をまるまるカットできます

「天地破天+誘い込み」戦法を適用するデメリット

星喰戦の勝率が現行記録の戦法よりも下がるため、チャートの安定性が下がります

実現性の検証

ライト氏のチャートを一部改変しつつトレースすることで実現性を検証しました。
以下、主な改変点を中心に記述します。

第2階層で獣避けの鈴を温存する

星喰戦にウォーロックを連れて行くことができなくなるため、星喰戦前のエンカウント抑止に獣避けの鈴が必要になります。

ヒポグリフ戦のHP調整は、代わりに以下の方法で実現します。
(天然挑発の効果が若干落ちますが、問題ない範囲だと思います)

  • 「せと/すうし」で探索する際に粉骨砕身で「す」のHPを削っておく
  • 「せうし/やま」で10F探索中にあらかじめ岩に潰されておく

必要のないアイテムの収集をカットする

一部のアイテムは必要なくなるため、収集をカットできます。

  • ゾンビダケの採取不要
    • ただし、クチクソウが採取できれば23FのメディカⅣの回収が不要
  • 16Fサイミンコウモリのドロップは落ちなくてもOK
  • 8Fセリクから買うアムリタは最小限でよい(2セット程度あれば十分)
  • 23Fの生命のベルト回収不要
  • 柔軟な樹皮の伐採不要

26F探索中のレベル上げ

25Fの地図書きと並行して、必要最低限のレベル上げ+金策を行います。
目安としては、「せ」がLv42になるまで増殖する悪夢を狩れば十分です。(5~6戦程度)

アサルトワディ回収

微量ですが火力の底上げになるので28Fで回収します。
最悪なくても倒せますが、あったほうがおそらく勝率は高いです。

29Fの地図書き

30F到達後のレベル上げと並行して書くことができないので、探索中に書く必要があります。

30F到達後のレベル上げをカットする

星喰に会って糸で帰還後、レベル上げをせずにセーブしてそのまま星喰を撃破しに行きます。
(宿には泊まらず、アイテムで「ま」のHPと「と」のTPだけ回復する)

星喰戦

詳細は以下の通りです。
スキルについては、追加で取得するもののみ記載しています。

「せ」 衝撃セスタス

粉骨砕身Lv10、天地破天Lv10、不屈Lv10、拳甲マスタリーLv8、物理攻撃ブーストLv1
狩猟術、力技、肉体強化
※ 必要に応じてHPブーストでHPを偶数に調整

「ま」 → 幻影フェンサーに転職

ビジョンスラストLv10、誘い込みLv10
黒霧、走力鍛錬

「し」 天譴シャーマン

(スキルはそのままでOK)

「と」 → 砲火ドラグーンに転職

竜の咆哮Lv10、ヒュプノカノンLv10
樹海探索術、走力鍛錬

「り」  死遠リーパー

瘴気の兵装Lv5、先制兵装Lv10

行動表

以下のように行動します。勝率は10%程度です。

  • 隊列は「せまし/とり」
  • 獣避けの鈴を使用
  • 睡眠付与に失敗したらリセット(全滅)
  • 盲目付与に失敗したらリセット
  • 3T目に倒しきれなかったらほぼリセット
    • 4T目に天恵+キングプレスで倒せるケース以外はリセット

雑感

  • わりと思いつきで作ったチャートなので、まだまだ改善すべき点は大いにあると思う
  • 星喰戦が3分で済んだり30分かかったりするので、そのレベルのブレを許容できるのかという疑問は残る
    • 星喰戦の勝率を高める工夫も今後模索していきたい
  • だいぶ先の話になりそうだが、練習してRTAとして自分で実際に走ってみたい(願望)

 

本記事の内容は以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。